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お知らせ・患者様の声

シニア(50〜60代)も安心して矯正治療を受けることができます

2023.10.24

渡辺通さとう歯科・矯正歯科では、シニアの方でも安心して矯正治療を受けることができます。

 

矯正治療は子供の時期にするもの、もしくは30代位までしかできないと誤解されている方も多いようです。

実際に当院で治療を受けた患者様に伺うと、他の歯科医院に相談に行った際に、

『年齢が高すぎるので、矯正治療は無理です』

『今さら矯正治療などせずに、歯を削って差し歯で見た目だけ直しましょう』など言われたそうです。

 

確かにシニアの矯正治療は、ただ歯並びだけを治せば良い若年者に比べ、格段に治療が複雑で難しくなることが多いです。

具体的な理由としては、

 

1.50代以降急激に進行が進むとされる歯周病の治療と管理が必要である。

⇨矯正治療を行う前に、全ての歯の歯周ポケットを1歯につき最低6箇所以上計測します。

当院では当たり前のように行っていますが、簡易的に1~4箇所計測する歯科医院が多いそうです。

それぞれの歯の歯周病進行具合に合わせて、歯周病治療や矯正治療の計画を考え実施します。

矯正治療中にハグキが腫れる、出血するのは良くありません。

実際に、矯正治療前に歯周病の検査と治療を実施しない矯正歯科があるのは驚きです。

 

2.既に虫歯や歯周病などで失った歯が何本かある。

⇨前歯の審美性と奥歯の噛み合わせ、残存している歯槽骨(ハグキの中の骨)の状態を考慮し、抜く必要のある歯やインプラントによる歯の追加を検討する必要があります。お口の中の状況によっては、歯を抜かずに保存して矯正できる場合もあります。

 

3.過去に治療した古い銀歯や被せ物がある。

⇨今現在痛みが無くても、歯の内側で虫歯が再発・進行している可能性が高いです。

矯正治療中にトラブルが起きることを避ける為に、矯正治療前に精密検査と虫歯が進行しないための処置を行います。

歯の神経を取っている歯は、CT検査で歯の根の状態を確認し、必要であればマイクロスコープを用いた精密再治療を行います。

 

つまりシニアの矯正治療は、ただ歯並びを良くするだけの治療では不安が残ります。

矯正治療後も安心してしっかり噛める美しい口元を維持する為には、歯周病治療、虫歯治療、歯の根の治療、セラミックスを用いた噛み合わせ治療、インプラント治療といった総合的な知識と治療技術が必要になってくるのです。

 

矯正専門医、マウスピース専門矯正医、アルバイトの矯正医が月に一度くる近所の歯医者さんなどでは、シニアの矯正治療は少し難しいかもしれません。

 

シニアでも、きちんとしたお口の総合的な検査・診断に基づいた矯正治療を受ければ、見た目の美しさだけでは無く、歯周病や虫歯のリスクを下げることもできます。

年齢を理由に矯正への一歩が踏み出せないシニアの方は、勇気を出して当院に一度ご相談ください。

きっとあなたの望む治療方法が見つかるはずです。

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