歯の隙間と咬み合わせが気になる30代女性からの治療依頼(矯正治療+マイクロエンド+オールセラミックス+ダイレクトボンディング)
2024.01.23
歯と歯の間の隙間が気になる30代女性からの治療依頼です。
顎の調子が悪く(顎関節症)、お口が開き難い症状が認められました。
また、奥歯にある銀歯もきちんとやり直したいそうです。
精密検査をしてみると、左上の奥歯は古い防腐剤が根の先から飛び出して膿んでいました(重度の根尖病巣)。
抜歯してインプラント治療も検討しましたが、患者様の希望もあり今回は抜歯せずにマイクロスコープを駆使して保存治療を選択しました。
矯正治療前に、まず歯周病治療を行い、虫歯の進行を止めるために古い銀歯のやり直し(ダイレクトボンディング)と歯の根の精密再治療(マイクロエンド)を行いした。
歯の根を再治療した歯は、精密な仮歯を被せた状態で矯正治療を行います。
矯正治療中
矯正治療後に、新しい咬み合わせに合わせて仮歯をオールセラミックスに変更し、ダイレクトボンディングの咬合調整を行いました。
治療前 治療後
見た目の美しさはもちろん、顎関節症も改善し、患者様は大変満足されていました。
治療が終わって1年ほどたちますが、今もきちんと定期検診とクリーニングに通っていただいています。
次はホワイトニングをしたいそうです。
どんどんきれいになっていくので楽しみですね。