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機能的な咬み合わせ治療

当院では『咬み合わせ』を非常に重要視しております。

特に矯正治療後の咬み合わせは、とても大切です。
矯正治療を行うということは、その人の咬み合わせを全て変えてしまうということです。
成人の方であれば、銀歯の一本も入っているでしょう、歯もそれなりに擦り減っているでしょう。
古い銀歯やセラミックス、擦り減ってしまった歯では機能的な咬み合わせを構築できません。
もし咬み合わせが悪いと、将来虫歯や歯周病の進行を加速させる原因となります。

ミューチュアリー プロテクテッド オクルージョン

当院では『ミューチュアリー プロテクテッド オクルージョン』を採用しております。
これは、前歯と犬歯と奥歯がそれぞれを守り合いながら、長期的に機能するという考え方です。
そのためには、歯の形態と歯並びが非常に重要になります。

鏡の前で確認してみましょう。
下あごを前や横へずらした時に、奥歯が当たっている方は要注意です。

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機能的な咬み合わせ

下顎を右側にずらした時、
犬歯のみ接触し奥歯には隙間ができ、
無理な力が加わらないため奥歯が長持ちします。

非機能的な咬み合わせ(八重歯など)

下顎を左側にずらした時奥歯が
全体的に当たってしまい強い横揺れが起こり、
歯が弱ってしまいます。

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機能的な咬み合わせの維持

歯にはきちんと山と谷があり、点と点でしっかり咬み合うことにより顎の位置は安定します。
古い銀歯や擦り減ってしまった歯では、修復が必要となります。

とくに過去の矯正治療の際、歯を抜いて矯正された方は機能的な咬み合わせが維持できていない可能性が高いです。

40歳以上の方であれば、顎関節症や部分的に歯周病が進行しているケースも多いようです。
過去に矯正治療を受けたが、咬み合わせなどの精密検査を行っていない方は一度ご相談下さい。

治療例

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ある矯正治療後の患者様の治療例です。
矯正治療が終わって2年ほど経過してから、口を開けると顎がガクガクなるそうです。
耳の近くに少し痛みもあるようでした。

歯並びも美しく、矯正治療に問題があるようには見えません。

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しかし、咬み合わせの分析を行うと、生理的な咬み合わせに歪みが生じていました。

歯がすり減ってしまい奥歯の裏側に隙間があります。 これでは咬んだ時に顎が横にずれてしまい、しっかりと咬めません。

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そこで上下の歯がしっかり咬めるように設計図を作製します。
グレーの部分は、すり減ったところを追加修正している状態です。

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追加する部位をまずプラスチックで作製し、お口の中に歯を削らずに装着してテストします。

そのまま、しばらく日常生活を送っていただき、咬み合わせや顎の関節の状態が改善することを確認します。

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経過に問題がなければ、最終修復としてセラミックスを貼り付けて仕上げます。
セラミックスは擦り減らない上に生体親和性も高いため、当院では推奨しております。

患者様には『すごく咬みやすく、顎も楽になりました!』と喜んでいただけました。

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