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お知らせ

プラークコントロール

2018.10.23

プラークが長い間、歯についたままになっていると、プラークに唾液中のカルシウムなどが沈着して歯石になります。

プラークコントロールには、虫歯や歯周病の原因となるプラークを除去する、プラークの性質を変えたりプラークの形成を防ぐという意味があります。

ブラッシングをはじめとして様々なプラークコントロール法があります。

 

 

1.プラークを除去する(物理的コントロール)

   1-a.ブラッシング(スクラビング法、バス法)

   1-b.清掃用具の使用(歯ブラシ、タフトブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシなど)

 

プラークは食べカスではなく、歯の表面に強固にこびりついた細菌のかたまりで、多数の細菌とベタベタした多糖体からできています。

このプラークが、歯や歯周ポケット(歯と歯肉の境目の溝)に付着して、虫歯や歯周病、口臭などの原因となるのです。

プラークを取り除く手段として、歯ブラシの毛先で物理的にこすりとる方法(=ブラッシング)があります。

ブラッシングの際、歯磨き粉を利用すればプラークが除去しやすくなり、またプラークの再付着を防ぐことができます。

 

2.プラークの性質を変える(科学的コントロール)

   フッ素配合歯磨き粉、デキストラナーゼ酵素や殺菌剤配合の歯磨き粉、洗口剤などを使用

 

歯はかたちも複雑で、歯と歯の間や歯周ポケットなどの歯ブラシが届きにくい部分のプラークはどうしても取りきれません。

そこで、取りきれなかったプラークの性質を変えることや、プラークが作られるのを防ぐことが必要になってきます。

フッ素配合の歯磨き粉には、歯の表面を強くするだけでなく、取り残しのプラークにフッ素が浸透して細菌がつくる酸を抑える働きがあります。

 

3.プラークの形成を防ぐ(環境コントロール)

    3-a.シュガーコントロール(キシリトールなどの代用甘味料の摂取)

    3-b.おやつのとり方

 

プラークの形成を防ぐためには、シュガーコントロールも大切です。

シュガーコントロールとは、糖分の摂取をコントロールすることです。糖分の摂取を工夫することで、プラーク内の虫歯菌がお口の中で増えるのを防ぎます。

糖質の中でも砂糖からはムタンというプラークの材料が作り出されますので、他の糖質よりも虫歯になりにくいとされています。虫歯を作りにくい甘味料として、キシリトールなどを上手に使って、シュガーコントロールをしましょう。

 

 

 

近年ではプラークはバイオフィルムの一種としてとらえられるようになってきました。バイオフィルムとは、細菌同士が寄り集まってスクラムを組んだ状態になってどこかにへばりついているもののことです。

台所のシンクを掃除しないで放っておくとヌルヌルとしたものが表面につきますが、これもバイオフィルムの一種です。歯の表面にへばりついてネバネバヌルヌルした白っぽいもの、つまりプラークはまさに典型的なバイオフィルムなのです。バイオフィルムはネバネヌルヌルなので、どこかにへばりついて簡単に洗い流されることなく、留まり続けることができます。

そして、次々と細菌を巻き込んで、スクラムを強化していくのです。バイオフィルムに対抗する最も効果的な方法には、単に物理的にスクラムを崩して破壊すること=ご家庭での毎日の歯磨きです。

歯ブラシなどの清掃用具を使用し細菌量を減らす『プラークコントロール』が最も大切。

 

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お口の中の虫歯菌や歯周病菌を全て取り除くことはできませんが、歯科医院での定期的なP.M.T.C.(専門的機械的歯面清掃)とご家庭での丁寧な歯磨きをバランスよく両立させれば、効果的にバイオフィルムに抵抗でき、虫歯や歯周病の予防につながります。

細菌をゼロにできないということは、細菌がお口の中で共生しているわけです。細菌が悪さをして、虫歯や歯周病が発症するかどうかは、細菌の量と体の抵抗力(免疫力)のバランスがどうであるかによります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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