男性８０歳、女性８６歳。これは、日本人の平均寿命です。

しかし、実際に健康で支障なく日常生活を送ることができている方の『健康寿命』は、

男性７０歳、女性７３歳です。

その差は１０〜１３歳もあります。

ここで注目すべきことは、健康な長寿者はしっかり食べ物を噛むことができる方が多いということです。

８０２０運動の統計によると、８０歳で２０本以上歯が残っている方はみなさん歯並びとかみ合わせが良かったそうです。

実際、年配の方で八重歯の方はあまり見かけません。

噛める人は、口を使って食べることにより味を感じ、話すことにより人と交流し喜怒哀楽の感情表現をすることができます。

こうした行動により脳は活性化し、元気で活動的な生活を送ることができます。

しっかり噛むためには、安定したかみ合わせがとても重要です。

歯医者で入れた銀歯やブリッジなどに違和感がある方は、要注意です。

時間が経てば違和感に慣れるのではなく、周りのかみ合わせが崩れて分からなくなっているだけかもしれません。

きちんと合ってない銀歯などを口の中に入れる度に、かみ合わせはどんどん悪くなっていきます。

かみ合わせで悩まれている方は、一度かみ合わせの精密検査を受けることをお勧めします。

健康に長生きするために。

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